こんにちは、チャタローです。前回の函館方面道の駅ツアーに続き、第二弾となる道の駅ツアーです。今回は羊蹄山の周りの道の駅のスタンプを集めてきました。
今回のドライブプラン
札幌方面から定山渓を通り、中山峠で最初のスタンプをGETして、ランチ&あげいもGET。喜茂別(きもべつ)を抜けて、羊蹄山(ようていざん)の周りを周るように、留寿都(ルスツ)、真狩(まっかり)、ニセコ、京極(きょうごく)の順でスタンプを回収。京極のふきだし公園で新鮮な湧き水を汲む予定です。
道の駅 望羊中山
北海道の道央圏に住んでいる人なら、一度は訪れているのではないかと思うくらいメジャーな道の駅です。
名物はあげいも。大人気で休日は大行列。それでも券売機で券を買って、並ぶまでの順路とお店の仕組みがしっかり出来ているので、客流れはとてもスムーズです。好みでケチャップやマヨネーズをかける、DIYコーナーも充実しています。あげいもは一串に三個刺さっていて450円。小腹のつもりなら、家族で一個ずつ分けるのでいいと思います。
最近スーパーなど、あげいもを売っている場所は増えましたが、ここの揚げ芋は一味違います。
衣がカリッとしているのはもちろん、味付けが絶妙なんですよね。ホクホクのじゃがいもの素材本来の味もしっかり感じられる、ちょうどいい甘味と塩味のバランスなので、そのまま食べるでも美味しいし、人気の理由がよくわかります。
あげいもが一番有名ですが、他にも色んなメニューがあります。その中で私が食べたことあるものを紹介します。
・あんドーナツ(450円)
あげいもの生地と同じような生地にあんと白玉が入ったドーナツ。外はカリッ、中はもっちり。
・中山チキン(600円)
しっかり味が染み込んで、ほどよくスパイシー。あげいもと一緒につまみたい一品。
・じゃがバタコロッケ(400円)
写真なくてすいません。下の中山峠公式ページのリンクで見ることができます。
バターがしっかり染み込んで濃厚クリーミー。キャッチフレーズにもあるとおり、「とろーり」を通り越して「とぅろーり」の意味が食べるとわかります。手で持ち上げられないくらい柔らかいので、シェアする時はちょっと大変かも。いも好きのバター好きさんにはかなりおススメです。
さらに道の駅の2階レストラン「四季彩」には、ラーメンやそば、カレーや豚丼がありました。中山峠にはもう何度も来ているのですが、いつもあげいもを買って満足しちゃうので、初めて来ました。
私は数量限定のホルモンラーメン(1150円)を食べたんですが、これが絶品!
ホルモンがゴロゴロ入っていて、もやしなどの野菜もたくさんと入っていて、こっさり系の味噌味にホルモンの出汁が溶け込んで、最高でした。かなりボリュームもあって食べ応えも抜群。スープが美味しくて、ライスを追加して中に入れたいくらいでしたが、この後のこともあるので我慢しました。でも具や麺の破片を追いかけている内にスープ全部飲みました(笑)
道の駅 230ルスツ
ルスツといえば、ルスツリゾートのイメージがとても強いですが、他にも見どころがあります。道の駅には農産物販売所や遊具のある広場があり、散歩するのにいいですね。
道の駅敷地内を少し歩いていると、「押せば命の泉わく」で有名な指圧の神様、浪越徳治郎さんの銅像がありました。ルスツ村にゆかりのある人とは全く知りませんでした。出身は香川県だそうですが、ご家族が開拓民として北海道に移住したんですね。
そして後から知ったのですが、道の駅からそんなに遠くない所に、赤い靴公園というところがあり、童謡の赤い靴のモデルとなった赤い靴の少女の像もあるようです。童謡「赤い靴」はルスツに開拓に入るため娘をアメリカ人宣教師に預けた母親の心情を歌っている歌だったんですね。
赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに 連れられて 行っちゃった
この歌は有名ですよね。小さいころは異人さんがわからず、ひいじいさんとか、いいじいさんとか、聞き間違えたりもしていましたが、意味がわかると切ない歌ですね。道の駅から500メートルくらいのところにある赤い靴公園に銅像があるそうなので、今度は見に行きたいです。
道の駅230ルスツの詳しい情報は↓のリンクで見ることが出来ます。
道の駅 真狩フラワーセンター
真狩といえば、細川たかしの出身地。フラワーセンターという名前のとおり、たくさんの花々や、特産物を売っていました。たかしせんべいもありましたよ。道の駅から1.5キロくらい先の真狩河川公園に細川たかし像もあるそうです。像から代表曲も流れるそうですよ。車があればすぐ行けそうですね。
道の駅真狩フラワーセンターの詳しい情報は↓のリンクで見ることが出来ます。
道の駅ニセコビュープラザ
ここの道の駅は羊蹄山がとても綺麗に見えます。毎年秋になると道の駅やニセコ駅がかぼちゃだらけになります。かぼちゃが無造作に転がっていて、子供たちが転がして遊んでたり、座れるほど巨大なかぼちゃがあったり、ハロウィンの季節にはジャックオーランタンがたくさん飾られていたり、秋は映えること間違いなしのスポットです。
道の駅には色んな特産物などが広々と売っていて、多くの人でにぎわっていました。特産物を使って調理されたフードも販売されています。詳しくはぜひこちらのニセコビュープラザの公式ページを見てくださいね。
合わせておススメしたいのが、上の写真のニセコ駅です。今回は行かなかったですが、秋に訪れたときはまるでテーマパークに来たような素晴らしい展示でした。
そして駅に入るとカレーのいいにおいがします。駅の中に隠れ家のように「ヌプリ」という小さな喫茶店があるのです。ヌプリはアイヌ語で「山」を意味します。
子供づれの合計5人で入ってしまいましたが、お店の方が親切に席を用意してくださいました。落ち着いた感じの味のある喫茶店です。カレーや鳥てりやき丼、うどんがありました。喫茶店なのでコーヒーもあります。特にカレーが美味しかったです。
道の駅 名水の郷きょうごく
下のXの動画は、私が数年前の春先に訪れたときに撮影して編集したふきだし公園の動画です。
今年も変わらず綺麗でした。
今回の一番の目的地です。道の駅はふきだし公園に併設されていて、吊り橋と階段で繋がっています。水をくみたい場合は、道の駅とは反対側のふきだし公園側の駐車場に留めた方が、水汲み場まで近いです。道の駅側だと、水汲み場から重たい水を抱えて階段を昇らないといけないのでキツイです。ここには何度か来ていますが、いつも湧き出して流れる水の音に心癒されます。そして本当に空気が綺麗。京極町に住んでいる方が羨ましいです。
道の駅では、名水を生かした酒やコーヒー、近隣の特産物など、色々売っています。
特に私のお気に入りはペットボトル入りの名水コーヒー。口に含んだ時に広がる香りが良くて、とても美味しいです。1000ml入りが1本600円と、市販のコーヒーに比べると少しお高いですが、それでも買いたくなるほど美味しいです。行くたび二本は買います。
ふきだし公園内にはソフトクリームや揚げ物系のフードを売っているお店があって、子供たちがポテトをよく食べています。600円ですが、フリフリポテトになっていて色々味が選べます。コーヒーや紅茶のメニューもたくさんあって、カフェタイムを楽しむこともできます。
湧き水と家の水を飲み比べてみた
ところで汲んできた湧き水と、家の水とどれくらい違うものなのでしょうか?
実は私、水の味ってあんまりこだわりなくてわからないんです。ただ京極の湧き水から汲んでくる水が美味しい気がしているだけで、本当のところはよくわかっていません。
今回、家の水と飲み比べしてみることにしました。我が家の水道には浄水器がついているので、普通の水道水よりはすでに美味しい状態なのかもしれませんが、あえて飲み比べてみました。
左が家の水、右が京極の水です。どちらも同じコップに入れて、同じ温度にしました。透明度はほぼ一緒ですね、見た目だけでは全然どちらかわかりません。では、実際飲んでみます。
…………正直、私にはどちらも普通に美味しいです。差は感じません。
でも、京極の水は自然のまま、特に何かしたわけではないのにこんなに美味しいんですから、やっぱり素晴らしいです。それにあの大自然の中から汲んできたこと、羊蹄山の景色、湧き水の音、すがすがしい空気、森林の香りを思い出す付加価値があります。
いかがでしたか?
ちなみに今回は10時に江別を出発して、帰ってきたのは19時くらいでした。やはり峠も通るのでゆっくりドライブすればこれくらい時間はかかりますね。これからの季節は紅葉も楽しみですね!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。