残された家族のために最低限やっておくべきこと

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この記事で紹介している内容
  • 母を亡くした時の経験から、生前にやっておいた方がいいと思った事を紹介。
  • 自閉症の子の身寄りが誰もいなくなった時のために考えておくこと。
チャタロー
チャタロー

こんにちは、チャタローです。
うちの子供は、自閉症の息子一人です。兄弟はいないし、周りに頼れそうな親戚もいません。残された息子と、息子を手助けしてくれることになろう第三者に少しでも迷惑をかけないように、今から準備しておくこと、考えておくことを私なりにまとめてみたので、ご覧ください。

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身寄りが無くなった知的障がい者が暮らしていくために

知的障がいの程度にもよりますが、自身の衣食住の管理、金銭の管理、物事の正しい判断、市役所などに届け出しなくてはいけない手続き、どれか一つでも一人で出来ないようであれば、第三者による手助けが必要となります。万が一誰にも気づかれず孤立してしまっていた場合、衣食住がきちんと出来なければ当然健康な暮らしは出来ないし、悪質なセールスや詐欺など金銭狙いの犯罪の対象にされる可能性もあります。

孤立

そうならないように、生前に準備できることとしては、保護者が亡くなってもサポートしてくれる先を見つけておいて、亡くなった時にスムーズにサポート先の保護を受けられるようにしておくことです。
まずは社会や公的機関との繋がりは絶やさないようにするのが一番です。家族以外の誰かが、自閉症の子がそこにいることを把握しておいてもらうことで、急に家族が亡くなった場合も、早めに異変に気付いてもらい、孤立状態から助け出してもらえる可能性が高まります。

障がい者通所支援施設を利用しておく

お子さんの障がいが重たい場合など、特にどこかに通所させず自宅で過ごしているという方も多いと思いますが、出来る事なら社会と関わりを持つためにも、通所もしくは入所を利用しておくのがいいと思います。入所サービスがついている通所施設ならば、空きがあれば通所から入所に移行することも出来るし、入所が難しい場合にも、保護者が死亡となれば、そのまま放置せず連絡すべき所へきちんと連絡をしてくれることでしょう。

施設のイラスト

一番安心な策は、自分に何かある前に入所させることです。お子さんと離れるのは寂しいし、正直私自身も出来ればしたくない選択ですが、私自身の経験上、自閉症の妹は母が亡くなってすぐ、当時通っていた施設に入所の空きがなかったため、急に知らない施設に入ることになりました。妹も急に家族と離れて暮らすことになって不安だったろうし、何より家族の死後に入所できる施設がすぐ見つかるとも限りません。

それに自分亡き後、どこの施設に入れられるかわからないより、自分の目で見て納得した施設にお子さんを入れた方が、安心ですよね。入所後も、多くの施設は帰省できるので、全く会えないわけではありません。
※帰省できる頻度は施設のルールによって異なります。

成年後見制度の利用

握手

成年後見制度とは…

知的障害・精神障害・認知症などによって
ひとりで決めることに不安や心配のある人が
いろいろな契約や手続をする際にお手伝いする制度です。

厚生労働省HPより引用

ご本人・家族・地域のみなさまへ(成年後見制度とは) | 成年後見はやわかり (mhlw.go.jp)

詳しく知りたい方は、ぜひ上の厚生労働省HPをご覧ください。
他にもネットで「成年後見制度」で検索すると、専門家の方が解説してくださっているブログがたくさんあります。

つまり、認知症や知的障がいなどにより、ひとりで財産を管理したり、色んな手続きや契約の判断をするのが難しいと判定された人に代理人を立てるシステムです。この制度を利用すれば、財産管理や難しい手続きは後見人に任せて、ある程度普通に暮らせる人ならば、今までどおり暮らすこともできます。一人で暮らすのが難しいと判断された場合には後見人が施設や病院に手続きを行います。

成年後見制度のデメリット

制度の内容だけ聞くと、とても心強い制度なのですが、以下のような懸念事項もあります。

  • 家庭裁判所に申し立てするため、手続きが大変で費用がかかる
  • 親族以外の家庭裁判所が選任した弁護士や司法書士などが後見人になる場合、報酬を支払わなくてはならないため費用がかかる。
  • 一度後見制度を開始すると、途中でやめることは出来ない。後見の必要がないことを家庭裁判所に申し立てて、認められない限り後見は続く。
  • 本人の財産はすべて後見人が管理するため、後見人がそれを私利私欲のために使うような事例が過去にある。
    ※後見人に問題がある場合は、後見人を解任することはできるが、後見制度が終わるわけではない。

以上の点をふまえて考えなくてはならないので、いつ自分が亡くなっても子供を保護してもらえるように…と早めに申し込むのも費用が嵩むし、申し込みのタイミングが難しいところです。

自分が亡くなった後の葬儀、お墓の管理など

墓

亡くなった自分の葬式やお墓をどうしてほしいか。
私個人の希望としては、なるべく息子や周りの方に迷惑をかけない方法であれば何でもかまわないので、身寄りのない人に行われる、葬儀なしの火葬のみ、市の共同墓地に埋葬してもらうのでもいいと思っています。自分の理想の葬式や埋葬場所があるならば、亡くなった後に他の誰かがわかるように、生きているうちに自ら準備しておくのがいいです。今は葬儀会社で身寄りのない人向けに、生前から準備できる色んなプランを用意しているので、一度相談してみるのもありですね。

お墓や納骨堂を持っている場合

家には亡くなった母の納骨堂があります。今は父が管理していますが、父が亡くなった後は私が引き継がなければなりません。うちの息子が結婚でもしない限り、後を継ぐものはいないので、自分が生きているうちに永代供養の手続きをしておこうと思っています。少子化に伴い、お墓がある方は墓じまいを検討する方も近年増えています。

※永代供養とは…遺族の病気や死亡などで、誰も管理する人がいなくなった遺骨をお寺が代わって管理、供養していく方法。お寺によって永代供養の方法や金額は違う。

債務や財産の整理

財産

債務を残したまま亡くなると、財産を相続したときに子供に債務もひきつがれてしまうので、早めに完済しておきましょう。財産相続については、相続人が障がい者で、判断能力がないとされた場合は、後見人がついて財産についてどうすることが本人にとって最善か判断して手続きすることになると思いますが、残された人にあまり面倒をかけずに済むようにしたいものですね。

生命保険に加入している方は、残された人がわかるように引継ぎをしておくか、どうしていいかわからない場合は保険担当者に一度相談してみるのもいいでしょう。

通帳



ちなみに故人の預金口座や貯金口座は、銀行で名義人の死亡を把握した時点で凍結されるため、できることなら生前からどうするか考えておいた方がいいと思います。凍結されたあと、相続のために払い戻しを受ける手続きが結構大変です。口座凍結や相続について、詳しくはこちらのリンクが参考になります↓

スマホや定期便の解約

定期便

ここからは、障がいに関係なく残された人すべてが対象のお話ですが、故人が使っていたスマホや定期便サービスの解約なども忘れずに。できれば生前に解約しておき、すぐに解約したくないものは、引継ぎノートを作っておいて、利用しているサービス名とその連絡先など書き留めて準備をしておくと、わかりやすくて助かると思います。

家賃、光熱費などの引継ぎ

支払い

家賃や光熱費などどの口座やカードからいくら引き落としされているかの引継ぎも大事です。私が母をなくしたとき、一番大変だったのがこれです。母しか引き落としのことを知らなかったため、母が亡くなったあとの1~2か月は家賃や光熱費など督促状の嵐でした。これもぜひ引継ぎノートに書き加えてほしいです。

亡くなった人が契約者で、口座名義人だった場合には、契約者変更や引き落とし口座変更の手続きも必要ですね。

生前遺品整理

整理

まだ体が元気なうちに遺品整理しておきましょう!断捨離は思った以上に根気と体力が必要です。必要のないもの、いつか使うとおもって何年も使っていないものは思い切ってはゴミ処理やリサイクル、メルカリなどのフリマアプリの利用を。これも母が亡くなった後、私が困った項目です。

母は物を捨てられないタイプの人だったので、とにかく物の数が多く、しばらくは見て見ぬふりでしたが、息子や残された人にこの課題を残してはいけぬという思いで、数年前から整理し始めました。そして物を増やさないように気を付けています。リサイクルショップで査定がつかないものでも、フリマアプリだとあっさり売れることもあるので、ぜひ積極的に活用してほしいです

特に本やCDなどが多すぎて、フリマに出すのも、リサイクルショップに持っていくのも大変な場合には、品物をまるごと送って査定してもらう、ネット買取サービスもあります。

解約済みで手元に残ったスマホやタブレットは、Wi-Fiがあれば、ネットや動画閲覧用に使えますが、不要ならば買取してもらう手段もあります。

終わりに

自分自身が高齢で病気したり、体力気力を失ってからでは、動きたくてもなかなか動けません。元気な今のうちから、自分たち親が亡くなった後の事を考えて準備していくこと、そして自分たちで片づけられるものは生きているうちに何とかすることを心がけましょう。兄弟のいる自閉症のお子さんの場合も、兄弟が何とかしてくれると丸投げにはせず、兄弟への負担を減らすよう、考えて行動したいものですね。

ノート

家は旦那、息子の3人家族ですが、月々の支払いのことや息子のことは全部私がやっているので、いざとういう時に旦那にもわかるように引継ぎノートを書いています。支払いのことや、生命保険のこと。息子が使っているサービスや手続きのこと、いざという時の連絡先など書いてあります。そして時々、旦那がノートがどこにあるかわかっているか、内容をちゃんと覚えているか試していますドラマやアニメのように、「後は頼んだ」って言葉では片付かないので、ぜひ元気なうちにこそ、しっかり備えておきましょう。

まとめ

自分が亡くなった後のために、今のうちにやっておくことメモ
  • 子が障がい者で、お世話してもらえる身寄りなどいない場合、親の死後に暮らしていくための準備。
    障がい者支援施設への入所検討、成年後見制度の検討
  • 自分の亡くなった後の葬式のことを考える。先祖代々のお墓や納骨堂をもっていて、後継ぎがいない場合はお墓をどうするか考えておく。
    永代供養、墓じまい
  • 債務や財産の管理、整理。
    債務の完済、大きな財産がある場合は相続についてどうすべきか考えておく。
    生命保険の確認、引継ぎ
    預金口座の確認、引継ぎ
  • 利用していたスマホや定期便などの解約手続き
    →自分で生前に解約したり、すぐに無理な場合は残される人へ引継ぎを
  • 家賃や光熱費など毎月の支払の引継ぎ
    →引き落とし口座の確認、故人が契約者だった場合は契約者変更、引き落とし口座変更
  • 生前遺品整理
    →残された人が処理に時間やお金をかけるのは申し訳ないです。出来るだけ生前に自分で処理しておきましょう(ゴミ処理、リサイクル、フリマアプリ利用)
チャタロー
チャタロー

お子さんと長く生きていけるよう、自分たちの健康管理も忘れずに!
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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