こんにちは、チャタローです。
今日は初めてココアを飲んだ息子に起こった事態と、ココアの成分や利尿作用のある成分についてお話していきます。
まず結論からお話しておくと…
コーヒーや茶、ココアに含まれるカフェインは、中枢神経や交感神経を興奮させるように働き、覚醒作用や利尿作用などがあります。
コーヒー、茶、ココア(チョコレート)と健康 | からだデリの食の健康ひろば (karadadeli.com)
初めてのココア
先日、チャタロー一家と、仲良しの親友のんちゃんとその息子くんと五人でドライブに行った時のことです。
その途中、スタバに寄ってドリンクを購入することに。うちの自閉症の息子は、ひどい偏食ですが、飲み物の好みも限定されています。普段は麦茶かカルピスかリンゴジュースか牛乳しか飲みません。でも息子だけ何も買えないのは可哀相だなあ…と思い、チョコレート好きの息子が唯一飲めそうなココアを頼んでみることに。
アイスココアのSサイズを注文しました。息子の反応は上々♪「ココア美味しい」と言って、あっという間に飲み切ってしまいました。息子スタバにて初めてのココアデビューです。また一つ飲めるものが増えて良かったと思ってドライブを続けていると、しばらくして息子に異変が…。
トイレラッシュ
聴覚過敏の息子はトイレのエアータオルの音が大の苦手で、外出先ではあまりトイレに行かないのですが、ドライブ中の停車する先々で毎回トイレに駆け込む状態。一時間経つか、経たないかのうちに行っていたと思います。
前にドライブに出かけたとき、息子は高速道路上で尿意に襲われて、しばらくトイレを我慢する辛い経験をしたので、今日は出かける前に「油断しないで、前もってトイレに行こうね」と言っていたのもあって、それが理由なのかな?とも思っていました。
ところが夕方になっても、息子の尿意は近いままで、一度トイレに行っても、また少しすると、前かがみで硬直している感じに。
コンビニのトイレにも数軒立ち寄りました。
ココアにはカフェインが入っている
これはさすがにおかしい…そう思って一日を振り返った時に、唯一今日いつもと違う変わったことと言えば、ココアだったのです。アルコールやカフェインに利尿作用があることは有名ですが、ココアってチョコレートみたいなもんだし、子供も飲んでるし、カフェインじゃないよね?と思いながらも、ネットで調べてみると、検索ワード候補のトップ10に「ココア 利尿作用」が!
開いてみると、たくさん情報が出てきました。
なんとココアには、コーヒーほど多くはないですがカフェインが含まれており、利尿作用があるとのこと。ココアって私自身も子供のころから大好きで普通に飲んでいたので、全く気づきませんでした。ココアの主原料であるカカオにカフェインが含まれているのです。このカフェインが利尿作用を引き起こしていたのです。
ココアにはポリフェノールも含まれている
ココアにはカフェインの他にポリフェノールが含まれているので、抗酸化作用があり、上手に摂取すれば、美容と健康にとてもいいです。ただココアにミルクや砂糖を加える場合、糖分過多になることもあるので、カフェイン同様、摂取量には気をつけた方がいいですね。
参考リンク↓
頻尿は翌日まで続きました
息子は結局、翌日も頻尿気味で、夕方頃にやっと落ち着きました。次の日は学校だったので、このままだったらどうしようと本当に焦りました。
ちなみに一緒にココアを飲んだ、のんちゃんの息子くんは全然平気でした。彼はカフェオレやコーラなど普段から飲む子なので、慣れているせいもあるのでしょう。
息子はココアも初めてでしたが、カフェイン自体が初体験でした。体がビックリしてしまったのかもしれません。頻尿以外は体調の変化はなく、元気でしたが、気をつけないとなあと反省。後日息子にココアをまた飲んでみたいか聞いてみたところ、「また飲みたい!」と言っていたので、ココアの味は気に入ったようです。今度ココアをあげる時は、慣れるまでは家など安心なところで飲ませてあげたいと思います。
利尿作用の活性化のメリット、デメリット
利尿作用が活性化すれば、老廃物が排出されるので、デトックス効果やむくみの防止には繋がるので、決して悪いことばかりではないのですが、あまりに過剰になると、常にトイレに行きたくなってソワソワしていたり、ひどい場合は生きるために必要な水分、塩分が過剰に排出され、脱水症状を引き起こして危険な状態なることもあります。
しばらくトイレに行けないような場所に行く時には、飲み物選びに気をつけましょう。
水分補給に一番なのは、やはり水です。
ちなみにノンカフェインのお茶やコーヒーなら大丈夫なのでは?と思いますよね?確かに大丈夫ではあるのですが、ノンカフェインの物の中には、カフェイン以外の利尿作用のある成分が入っている場合もあります。一番身近なのが家で作っている方も多い麦茶です。麦茶はノンカフェインではありますが、これからお話するカリウムも含んでいるため、ノンカフェインでも多少利尿作用が活性化されます。ただカフェインほどではありません。
カフェイン以外に利尿作用を活性化するものにはカリウムやアルコールなどが挙げられます。どの成分も適度に取る分には利点がありますが、過剰に取りすぎると害になるので、注意が必要です。
(下の表の赤字は特に多く含まれているもの)
成分 | 利尿作用以外の効果 | 含まれている主な食品 |
カフェイン | 眠気解消、集中力アップ | コーヒー、玉露、エナジードリンク、緑茶、ココアなど |
カリウム | 余分な塩分を排出、血圧を下げる | フルーツ、野菜、麦茶、牛乳など |
アルコール | 食欲増進、血行促進、体温上昇、発汗作用、飲み過ぎると中毒を起こしたり、内臓の障害を起こしたりデメリットも多い | 酒類。果実酒やビールにはカリウムも含まれている。 |
より詳しく知るには、こちらのリンクが参考になります↓
心因性頻尿
今回、息子の頻尿はココアを初めて飲んだことによるカフェイン摂取の利尿作用ということで結論付けましたが、このブログを書くにあたって色々調べているうちに、もうひとつ心因性頻尿という症状を見つけたので、この話にも触れておこうと思います。
心因性頻尿(しんいんせいひんにょう)とは…
心因性頻尿は心理的な緊張や不安によっておこる頻尿です。検査をしても膀胱や尿道などに明らかに頻尿の原因となる病気が見つかりません。成人では女性に多いとされています。
トイレがないと不安!心因性頻尿の原因と治療法|尿もれ・頻尿お役立ち情報|UUI(切迫性尿失禁)相談室|ファイザー (oab-info.com)
トイレに行けなかったらどうしよう、漏らしたらどうしようなど過度な不安や緊張から、何度もトイレに行きたくなってしまう症状です。息子の場合、前回のドライブの時にトイレに行けず極限まで我慢することになってしまったことへのトラウマと、私がそのことを例に挙げて、マメにトイレに行くように言ったことがプレッシャーになって、心因性頻尿を引き起こした可能性も、もしかしたらあるのかもしれません。
私も子供の頃、家族とドライブしている時だけ異常な頻尿になることがありました。それは家族がよく山へ山菜とりに入ることが多く、トイレに行きたくなったらどうしようという気持ち、何度もトイレに行きたいと親に言うのが申し訳ない気持ちからの心因性頻尿だったんだと振り返りました。
まとめ
特に初めてカフェインを摂取する人は、気を付けて摂取してくださいね。日頃カフェインに慣れている人も過剰摂取にならないよう気をつけましょう。コーヒーの場合は一日500mlくらいまでが目安です。
ここまで読んでいただきありがとうございました♪