このブログを見て、同じ症状だ!と思う方は、一人で判断せず、病院に相談することをおすすめいたします。
こんにちは、チャタローです。
皆さんは頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)って聞いたことありますか?
その症状から、首肩腕症候群(くびかたうでしょうこうぐん)と呼ばれることもあります。
頸肩腕症候群とは
首、肩、腕の筋肉の痛み、腕全体にかけての疲れや 重だるさ、手指のしびれなどがでる症状を頸肩腕症候群といいます。
首と肩には、多くの筋肉がつき、重い頭を支え、腕も支えて動かします。肩の緊張は、疲労やストレスなどにより起こり、血行障害になると筋肉が酸欠となり症状が発生します。
引用元;頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)とは。 | ながやま整骨院 (nagayama-seikotsuin-okinawa.com)
私は去年の夏頃に頸肩腕症候群を発症し、症状が治まるまでに半年くらいかかりました。
私が経験した症状
特にどこかで痛めた覚えなどはなく、清掃の仕事をしていて全身フルに動かしていたせいかなあ?とか、40過ぎたせいかなあ?とか、最近太ってきたから血行悪くなったのかなあ?など疑わしい原因はいくつかあったので、とりあえず市販の痛み止めや湿布で様子を見ることにしました。
しかし…
症状は一向に変わらず、左側の腕と首の痛だるさはひどくなる一方で、一番辛いのが寝る姿勢でした。寝るときにも決まったポーズでしか眠れず、時に息苦しさを感じて目覚めてしまったり、座り寝する日々が続きました。眠れずに家の中を意味もなく徘徊する時もありました。
私は過去に呼吸の苦しさからパニック症候群を発症して救急搬送されたこともあったので、その時の事も頭によぎり、余計に不安を感じてしまいました。
いざ病院へ…
1か月くらい様子を見た後、整形外科に行くことになりました。
一番痛いのは腕だったのですが、症状を聞いた先生は迷いなく、首のレントゲンを撮り、腕のレントゲンは撮られませんでした。そして、写真を見て先生が言ったのは、
ストレートネックによる頸肩腕症候群ですね。
ストレートネックとは?
ストレートネックとは、本来緩やかな湾曲を持っている首の骨が、首を前に出した姿勢をし続けることによって、文字通り真っ直ぐになってしまった状態を言います。
引用元;ストレートネックを自力で改善&予防!今すぐできる4つの治し方 | Bauhütte® (bauhutte.jp)
本来、頭の重さをうまく分散して支えるためにしなやかに湾曲しているはずの首の骨が、姿勢の悪さなどからピンと真っ直ぐになると、首にかかる負担が大きくなってしまいます。
ストレートネックは別名「スマホ首」とも呼ばれ、スマホを覗き込むような姿勢のまま長時間いることで引き起こされることも多く、若い人の発症も増えているそうです。他にもパソコン作業やデスクワークで長時間同じ姿勢になりがちの人も注意が必要です。
確かに、レントゲンの私の首は、上の左のイラストとほぼ同じ状態でした。
ストレートネックにより、首、肩に過度な負担がかかっていて、知らず知らずのうちにひどく凝り固まってしまい、その痛みが神経を伝わって腕にまで到達して頸肩腕症候群を引き起こしてしまったのですね。
私はスマホゲームもYouTubeも大好きだし、スマホで動画を編集する趣味もあるので、思い当たる節はありありでした。元々若いころからかなりの肩こり持ちだったので、長年の負担が積み重なってしまったのかもしれません。
頸肩腕症候群の治療
診断当日、神経の緊張を抑える薬や痛み止めが処方され、それと平行してリハビリを行うことになりました。リハビリは本当は毎日通うのが理想的と言われましたが、仕事の都合で週に1,2回しか行けませんでした。
それでもなかなか症状は回復せず、薬を変えることになりました。その薬は前のものより強めの神経痛の薬で、眠気やだるさが来やすいということで、まずはミリ数の少ないものから試しました。初めは眠さ、だるさがひどく不安でしたが、数回飲むうちに慣れ、薬が聞いている間は症状が緩和するようになりました。
もらった分をすべて飲んだ頃、前より症状は楽になったけれども、あともう少し…という感じだったので、一段階薬を強めてもらい、服用しました。また眠気は来ましたが、前より順応は早かったです。
なかなか病院のリハビリに行けない時は、あん摩師の友人にマッサージしてもらったりもしました。友人からは「かったいねー。もう、なんでこんなになるまで放っておいたの~!」と言われました。そう言われても、いつもそうだったから、それが普通と思っちゃってて、気づかなかったんです(笑)
そして二か月くらい経過したころ、だいぶ症状が軽くなったため、先生と相談して薬の使用をいったんやめて様子を見ることになりました。時々痛みがぶり返す時もありましたが、徐々に気にならなくなり、気づけば首も痛みなく回るようになりました。元に戻るまでにおよそ半年くらいかかりました。私史上一番切ない痛みとの戦いでした。
まとめ
私のように元々肩こり持ちだったり、体が固かったり、あちこち痛めやすい仕事をしていると、いつものことかな?と思ってついつい我慢してしまったり、やり過ごしてしまったりしている方はとても多いと思います。
でも実は病名のつくような症状だったり、もしかしたら骨や筋肉ではなく、内臓や神経に問題があることもあるので、あまりに長引いたり、いつもと違和感を感じる場合は、大げさな!と思わず早めに病院に相談しましょう。
めんどくさがり運動音痴でも出来たおすすめストレッチ
❶首と肩のストレッチ
右手を頭の上から左側の耳のあたりに置き、
そのまま右側に気持ちいいところまで倒す。
この時左手は背中に回しておくと、より伸びる。
反対側も同じように。
❷肩甲骨のストレッチ
長めのフェイスタオルを用意し、肩幅より少し広めにタオルを引っ張るように頭上に持ち上げて、背中の後ろ側に下げると、肩甲骨辺りに効いて、背中のコリが楽になります。
長時間パソコンやスマホをいじった後にちょびっとストレッチするだけでも、首肩も頭も目もスッキリする感じがします♪
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!