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私の妹と息子について
妹のこと
年齢 | 41歳 |
診断名 | 自閉症スペクトラム症 |
療育手帳判定 | A |
発語 | なし。唸るような声や言葉にならない文章の反復。 |
IQ | 測定不可 |
生活面 | 一般生活における判断能力の欠如、すべての生活、衣食住における介護が必要。 |
困り事 | ・不穏な状況になると、周囲の人間を叩いてしまう。 ・常にテーブルや壁などを叩いて音を出すクセがある。一緒に暮らしていたころは周囲から苦情が来ることもしばしば。 ・コーヒーに対して異常なこだわりがあり、あればあるだけ飲み続けて、嘔吐してしまったり失禁してしまったりする→施設の指導により現在はカフェインを一切禁止している。家庭でも与えないよう強く言われている。それにより嘔吐や失禁は改善。 しかし帰省時に家族がコーヒーを買わないと不穏になるので、家族としては可哀相だったり、もどかしい部分も…。 |
好きな事 | 音楽が好き。ひたすら同じ音楽プレイリストをイヤホンで大音量で繰り返し聞いている。 |
身体面の不安 | 腰痛を患っていて常にコルセットをしている。最近少し瘦せすぎてきたので、適切な栄養管理をしてもらっている。 |
妹の出生からこれまでの経緯
息子のこと
年齢 | 15歳中学3年生 |
診断名 | 自閉症スペクトラム症 |
療育手帳判定 | B |
発語 | ある程度話せるが、難しい受け答えや説明は話がかみ合わないことも。 |
IQ | 49(精神年齢6歳8か月) |
学習面 | 簡単な読み書きや計算はできるが、文章問題など応用問題はできない。 |
生活面 | 食事やトイレ、入浴などはだいたい一人で出来る。外出先のトイレは嫌いなエアータオルを警戒して、イヤーマフかイヤホンをつけないと落ち着いて使用できない。 |
困り事 | ・聴覚過敏(掃除機の音、エアータオルの音、赤ちゃんの泣き声、小さな子供の高い声、バスなどのブザー、急に起こる他の障がい者さんの奇声、家族のいびきなど) 苦手な音が起こりそうな外出先では、常に極度な警戒をして、イヤホンで耳を塞がないとそこに居られない。 ・いつものルーティーンが崩れると不穏になる (例:急なスケジュール変更や、一人で通学中にたまたまクラスメイトに話かけられるなど) ・誰かが叱られているのを見ると不安になり、叱られている子を責めるようなことを言ってしまう。 ・偏食→同じ物ばかり食べる。いつも食べてる種類の物でも、メーカーや形状がわずかでも違うと食べなかったりする(例:二日目のご飯など) ・本人と家族しかわからないようなアニメやゲームの妄想の話ばかりをしてくる。あまりに架空すぎて返答に悩むことも。 ・特定の場所で特定の言葉を大きな声で唱える謎のルーティーンを繰り返す。言い間違えたり、邪魔されると、納得いくまで何度も繰り返す。 ・最近は年頃のせいか、髪の長い可愛い女性を見るとすぐ好きになってしまう。 面と向かうと照れてしまい目をつぶってしまい、行動不能に。学校に好きな先生がいて、ちょっと執着しているので、ストーカーのようにならないよう距離感など注意している。自閉症ゆえ、純粋で気持ちに正直すぎるところが微笑ましかったり、ちょっと困っていたり…。 |
好きな事 | ニンテンドー3DS、switchで遊ぶ、タブレットで動画を見るのが生きがい。 数字やアルファベット、駅名、近隣の地図を覚えるのが好き。Googleのストリートビューでエアー冒険を楽しんでいる。 興味のあることに関しては記憶力がすごい。 新しいものは全く欲しがらず、同じゲーム、同じ動画を何度も繰り返して楽しんでいる。 |
身体面の不安 | 特になし。ただ時折、隠れて手足の爪を噛んだり、指の角質を血が出るまでむしってしまうことがある。 |